「座談会」って何?

「座談会」って何?

老若男女が集って語り合う「励ましと決意の場」であり、創価学会の活動の根幹です。

一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命転換をも成し遂げる――これは、創価学会の理念を端的に表した一節です。(池田名誉会長著、小説『人間革命』冒頭に記されている)。

当会の活動は、会員それぞれが職場や家庭などでの苦難、宿命を乗り越えていくこと、またその姿をもって人間の無限の可能性を体現していくことを目指します。その挑戦への源泉となっているのが、座談会です。

「座談会」は、牧口常三郎初代会長から続く伝統の行事であり、戸田城聖第二代会長、池田大作名誉会長も、最も大切にしてきた活動です。創価学会の会館や会員宅を会場に、様々な年齢や職業の会員、また会員以外の友人が集いあって体験発表や質問会等を行い、互いに信仰を深めています(原則、月に1度の開催)。また、座談会の中では、御書(日蓮大聖人の著作や御手紙などをまとめたもの)を学び、仏法の視点・智慧をどう生活に生かしていくかを語りあっています。

世界192カ国・地域に広がるSGI(創価学会インタナショナル)においても、人種、言語、文化の壁を超え、「ZADANKAI(ザダンカイ)」との呼称で開催されています。アメリカの仏教研究者であるクラーク・ストランド氏は、創価学会の座談会の意義について、「体験の共有は信仰を深め、信仰は人生を深める。そうして深められた人生が、やがて社会を変革していく」と語っています。