【創価学会員が語る】仲間と培った「一本の太い軸」

人の温もりで変わったイメージ

2019年、職場で一番信頼している先輩から、創価学会の話を聞きました。当時、宗教全般の知識がなく、なんとなく〝宗教団体は何か良くないことをしているんだろうなぁ〟というイメージを持っていたため、正直戸惑ってしまいました。

さらにその先輩から、「地域の創価学会のメンバーが集って対話する座談会に、一緒に出てみませんか」と誘われたのです。迷ったものの、先輩を信じ、意を決して参加してみました。

会場に到着すると、同年代の創価学会員の方々も多く、なかには私のために仕事を何とかやり繰りし、時間をつくり、会いに来てくださった方もいました。

初対面の私に明るく接してくれる皆さんの姿、温かな雰囲気に驚き、一人一人と直接話す中で創価学会のイメージがガラリと変わりました。こんなに一人の人を大切にする人たちが実践する宗教なら間違いないだろうと思い、また、何より信頼する先輩の真心を実感し、創価学会に入会することにしました。

へこたれない自分に

創価学会員となり、それから毎日、勤行・唱題を実践し始めました。祈る中で、気付いたこと。それは、何があってもへこたれる気がしないという自信が芽生え、まるで自分の中に「一本の太い軸」ができたような気持ちになったことです。

この感覚はいったい何なのか不思議に思っていると、仏法の基礎を学ぶ中で、自分の中にも「仏性」という、無限の生命力と可能性が具わっていることを知りました。

〝真剣に祈ることで、めちゃくちゃ元気になれるし、何が起きても大丈夫という確信が湧くのか〟と納得できました。

入会して、祈ることの効果とともに気付いたのが、支え合える仲間の大切さです。

祈っていても当然、悩みにぶつかることがあります。それでも、同世代の創価学会員の方たちが、私の悩みをまるで自分のことのように、親身になって聞いてくれました。いつしか「たとえ失敗しても、学会の人たちが支えてくれる」と思え、失敗を恐れず、何事にも前向きに挑戦できるようになっていたのです。

以前は、仕事でもプライベートでも、嫌なことがあるとそれが頭から離れず、何日も落ち込んでしまうことがよくありました。

しかし、毎日の祈りの実践、そして励ましてくれる仲間たちの存在で、嫌なことがあっても、自然と〝へこたれずに頑張ろう〟と思えるように。気がつけば、入会前に比べ、あらゆることに自信を持って取り組めるようになっていました。

今でも、仕事でつらい思いをする場面は多々あります。それでも以前とは異なり、毎日の祈りを原動力にした「へこたれない自分」として、それらの現実に向き合えています。さらには、創価学会員の仲間と励まし合う中で勇気をもらい、厳しい状況から逃げずに働くことができています。

冬は必ず春となる

昨年(2022年)、仏法の基礎的な知識を学ぶ教学部任用試験(仏法入門)に挑戦しました。学ぶ中で一番心に刺さり、今も私の支えになっているのが、「法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる」(御書新版1696ページ・御書全集1253ページ)という日蓮大聖人の御書の一節です。

この信仰の醍醐味とは、つらい事があっても目を逸らさずに向き合い、挑戦していく中で成長していけることではないでしょうか。

さらに、お互いを家族のように思い、支え合える仲間がたくさんいるのが創価学会の強みだと思います。

真剣な祈りと励ましの絆を通して、自分の中に「太い軸」ができるのだと実感しています。

これからもこの信仰を実践し続けながら、どんな困難にも逃げずに立ち向かえる、さらに強い自分を築いていきます。

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