「ゲキレイ」していますかーー創価学会員が"励まし"まくるワケ

あなたは最近、「激励」されたことはありますか?
言葉の意味を調べてみると……

げきれい【激励】《名・ス他》
大いに励ますこと。励まして気を引き立てること。(「Oxford Languages」より引用)

うーん、一般的にはあまり日常生活で使う言葉ではないかもしれませんね。
ニュース検索をしてみると、サッカーチームのサポーターが選手を激励したり、オリンピックの壮行会で代表選手が激励されたり。スポーツ関連で使われることも多いようです。

一般的には、日常生活で「ゲキレイ」という言葉が出てくることは、あまりないのかもしれません。(音で聞くと何だか強そうなイメージもありますね)
けれど実は、創価学会の活動の現場では、「激励」は多く耳にする、なじみ深い言葉なんです。

「励まし」で検索すると、4329件もヒットする新聞

実際、創価学会の機関紙・聖教新聞を読んでいると、「激励」「励まし」という言葉が、たびたび登場します。

試しに、聖教電子版で「激励」「励まし」をワード検索すると……

「激励」は、2427件のヒット!
「励まし」は、なんと4329件という結果でした。(2022年11月8日時点)

めちゃめちゃ使われています。圧倒的な「激励」量です。
たぶん日本で一番、激励が使われている新聞なのではないでしょうか。

ドライブも銭湯も全て「激励」かもしれません

たしかに創価学会では、日常的に「励まし」合っています。
「激励」というと「叱咤激励」のような激しいイメージがあります。けれど大学時代から学会活動に参加してきた私の実感では、学会で見聞きする「激励」は、もっと広くて、もっと温かいイメージです。

例えば、私が大学1年生だった時のこと。
勉強やサークル活動、アルバイトなどが重なって、忙しくて全てがうまくいかないことがありました。そんな時、思わず相談した学会の先輩は、「ドライブ行こうか?」と。
隣町の丘まで行くと、冬の澄んだ空気の中で、自分たちの町を一望できるパノラマが。
いっぱいいっぱいだった気持ちが、ふっとやわらぐのを感じました。
あまりに寒かったので、帰りに銭湯に寄ったのも、いい思い出です(笑)。

不思議なのは、励まされた側が元気になるだけでなく、励ます側になっても同じように元気をもらえることです。
学会では「励まし合い」があると書きました。ある時は疲れ果てて、励まされていた人が、その後に今度は励ます側になって、友人たちの話を聞きに行くことも。
私も学会活動していく中で、友達の相談に乗ったり、学会の後輩の悩みに寄り添ったり。じっくり話を聞いて、励まして……すると、話が終わるころには、相手も自分も元気になっていることがありました。

ちょっと明るい未来が待っているかも

誰かから「励まされた」時、落ち込んでいた心は、ふっと軽くなります。
誰かを「励ます」時、実は励ましている側の自分も元気になっている。

学会に「励まし」があふれているのは、そうやってお互いが元気になったり、少しでも明るくなったりすることを実感として知っているから。そんなふうに感じます。

身の回りに、そんな「ゲキレイ」が増えていったら、ちょっと明るい未来が待っているかも。

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