学会活動が「最高のエンタメ」であるワケ

いろんな「エンタメ」がありますよね

アニメやドラマ、映画、スポーツ観戦……。私たちの身近には、いろんなエンタメがあります。最近では、スマートフォンで見られる動画サービスも広まって、利用している人も増えてきました。

笑ったり、泣いたり、ワクワクしたり。子どもの頃から今にいたるまで、いろいろなエンタメを見てきたはず。

そんな「エンターテインメント」の定義は、いろいろあると思いますが、あえて、ここでは一つの視点から見てみたいと思います。

それは「人が成長する姿」がエンタメという視点です。
例えば、人気アニメを思い返すと、私たちは登場人物たちの“成長する姿”に魅力を感じてきたと思うんです。
主人公が仲間と壮大なドラマを繰り広げる中で、人間的に成長したり、強すぎるライバル相手にどんどん新しい技を覚えたり。
そんな、成長=よりよい方向へ変化する姿が、エンタメの中心にある気がします。

そう考えたとき、ふと思ったことがあるんです。
実はそれ、創価学会の活動も同じじゃないだろうか――。

後輩からのLINE――「仕事辞めました」

私たち創価学会員の活動とは、どんなものでしょうか?
「会いに行く」
「話を聞く」
「みんなで集まって励まし合う」
「お互いの悩みや挑戦を共有する」
こうしたことを地道に繰り返しています。
それはまるで、人生という冒険を共にする仲間のようです。

私の身近でも、ある時、こんなことがありました。
創価学会の男子部の後輩から夜中にLINEが届いたんです。

「仕事、辞めました」

彼は、当時の職場でどうしても納得のいかないことがあり、半ば投げやりに退職してしまったことを教えてくれました。
それから、彼と会ったり、一緒に会合に行ったりするたびに、話を聞いてきました。

実は、彼は前職も同じような流れで辞めていました。
話を聞き続けるうちに、彼は意を決したように「仕事が続かない自分を変えたい」と言いました。
それからは、一緒に御本尊に祈るようになりました。
教学も学び、彼はこれまでの自分を見つめて、メモに目標を書き出しました。
「毎日これを見て、真剣に祈ってます。今、新しい仕事を探し始めたところです」
その後の彼からのLINEの文面には、落ち込んでいた時の彼とはちょっと違う、前向きさがにじみ出ていました。

やがて、男子部の会合で話す彼の表情は、だんだん明るくなっていきました。
まだ仕事も見つかっていないし、まだ現実的には何も解決していません。それでも、彼の中で何かが変化していくのは、横で見ていてもヒシヒシと感じました。

それから1カ月ほどたったある日、ついに再就職先が決まりました。
「マジで祈ってきて良かったです! 今度こそ頑張ります!」
そう言う笑顔の横では、ずっと話を聞いてきた男子部の仲間たちが、彼以上に喜んでいました。

その後、彼は未経験の業界のことを勉強しながら、懸命に仕事に打ち込んで、一昨年には営業所の責任者になり、後輩社員の指導も任されるようになりました。

一緒に〝体験〟するドラマ

長々と"彼"の話を書いてきましたが、学会活動を通して、この一部始終を目の当たりにした私が、一番感動しちゃってるわけです。
彼もうれしいし、私もうれしい。
“喜びあえる人”が身の回りにいるって、ジーンときますね。

ちなみに私は、大学生の頃から創価学会の活動に参加しています。
活動するようになってからの自分を振り返ってみると、まずは誰よりも「自分自身が成長させてもらった」と実感します。
その時々に、目標に向かって勉強や仕事に取り組んで、自分なりの成功と失敗の経験を重ねてきました。
それに、学会の活動を通して、人の悩みを聞いて一緒に祈ったり、人の喜びを自分のことのように一緒に喜んだり。
そんなふうに人間的に成長させてもらっていたんだなあと、今さらながら気づきます。

それぞれの目の前の課題に挑戦したり、人間的に成長していったりする姿。
そんなプロセスを一緒に“体験”するーー。

これって最高にエンタメだと思うんです。

(エンタメというと軽い言葉に聞こえるかもしれませんが)
言い換えれば、最高に「心が動く」ということです。

しかも画面の向こうの話ではないんですから。
自分自身が信仰を通して成長し、周りの仲間も一緒に成長する。
目の前の人と会ったり話したりしながら、一緒に体感するドラマは、これでもかってくらいの感動が込み上げます。
これを体感したとき、「やっぱり、学会っていいなあ」と思うのです。

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#宗教 #活動 #体験談

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